粗大塵(読み)ソダイゴミ

デジタル大辞泉 「粗大塵」の意味・読み・例文・類語

そだい‐ごみ【粗大×塵】

家庭から廃品として出される大型ごみ。大型電気器具・家具など、普通ごみと別扱いに収集するもの。
定年退職後や休日などに、自宅で所在なくすごしている夫をからかっていう言葉。昭和56年(1981)ごろから用いられた。

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精選版 日本国語大辞典 「粗大塵」の意味・読み・例文・類語

そだい‐ごみ【粗大塵】

  1. 〘 名詞 〙 大きすぎて扱いにくい廃棄物。家庭廃棄物のうち洗濯機冷蔵庫テレビなどの電気製品や家具類などの耐久消費財の廃棄物をいう。
    1. [初出の実例]「原っぱの一角に『粗大ゴミ』が『集合』しつつあった」(出典:自転車(1973)〈阿部昭〉)

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世界大百科事典(旧版)内の粗大塵の言及

【ごみ】より

…こうしてごみ処理は,少なくとも法律上は長い間にわたって汚物処理とみなされていたが,それに変化が生じたのは,1970年における清掃法の全面改正,〈廃棄物の処理及び清掃に関する法律〉(以下,〈廃棄物処理法〉と略す)の制定においてであった。すなわち同法によると,廃棄物とはごみ,粗大ごみ,燃えがら,汚泥,糞尿,廃油,廃酸,廃アルカリ,動物の死体その他の汚物または不要物であって固形状または液状のもの(放射性物質およびこれによって汚染された物を除く)とされ,汚物に代わって廃棄物という新語が使われるようになったのである。同法では廃棄物をさらに2種に分け,事業活動に伴って生じた廃棄物のうち,燃えがら,汚泥,廃油,廃酸,廃アルカリ,廃プラスチック類など19種類の廃棄物を産業廃棄物,産業廃棄物以外の廃棄物を一般廃棄物と呼ぶことになった。…

※「粗大塵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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