日本歴史地名大系 「粟田部村」の解説
粟田部村
あわたべむら
武生盆地の孤立丘陵
村高は、粟田部村古記録抜書覚帳(木津家文書)によると天正三年(一五七五)の佐々成政の検地で一一三八・五石が打出され、慶長三年(一五九八)の検地で一六六八・八石に改められたといわれるが、同一一年頃の越前国絵図では一六三三・三石、正保郷帳でも同高で、元禄一三年(一七〇〇)の土目録(今立町役場文書)で初めて上記の一六六八・八石になった。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報