糸綸(読み)シリン

デジタル大辞泉 「糸綸」の意味・読み・例文・類語

し‐りん【糸×綸】

《「礼記緇衣の「王の言は糸の如く、の出づるや綸の如し」から》みことのり。綸言

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精選版 日本国語大辞典 「糸綸」の意味・読み・例文・類語

し‐りん【糸綸】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「礼記‐緇衣篇」の「王言如糸、其出如綸」による語 ) みことのり。天子のことば。綸言。綸旨
    1. [初出の実例]「向上碧雲如分、憑君莫久縮糸綸」(出典田氏家集(892頃)上・看侍中局壁頭挿紙鳶呈諸同志)

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普及版 字通 「糸綸」の読み・字形・画数・意味

【糸綸】しりん

天子のことば。〔礼記、緇衣〕子曰く、王言絲の如くならば、其の出づるや綸(より糸)の如し。王言綸の如くならば、其の出づるや(ふつ)(棺を引く大索(なわ))の如し。故に大人游言を倡(とな)へず。

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