紀益女(読み)きの ますめ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「紀益女」の解説

紀益女 きの-ますめ

?-765 奈良時代巫女(みこ)。
和気(わけ)王に近侍し,寵愛(ちょうあい)される。藤原仲麻呂の乱の鎮圧と淳仁(じゅんにん)天皇廃位に功があったらしい。天平宝字(てんぴょうほうじ)8年無位から従五位上となり,翌年勲三等をうける。天平神護(じんご)元年8月和気王の謀反事件が発覚すると,王をそそのかしたとして絞殺された。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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