紅楼(読み)コウロウ

デジタル大辞泉 「紅楼」の意味・読み・例文・類語

こう‐ろう【紅楼】

朱塗りのたかどの。美人のいる富家妓楼などをさしていう。

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精選版 日本国語大辞典 「紅楼」の意味・読み・例文・類語

こう‐ろう【紅楼】

  1. 〘 名詞 〙 紅色に塗ってある楼。朱塗りのたかどの。富家や妓楼など、美人のいる家をさしていうことが多い。
    1. [初出の実例]「紫塞寒風苦鉄衣、紅楼夜月怨羅帷」(出典文華秀麗集(818)下・神泉苑九日落葉篇〈巨勢識人〉)
    2. [その他の文献]〔白居易‐議婚詩〕

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普及版 字通 「紅楼」の読み・字形・画数・意味

【紅楼】こうろう

朱塗りの楼。富家の女の住居、妓楼。前蜀・荘〔長安の春〕詩 長安の春色、本(もと)無し 古來盡(ことごと)く屬す、紅樓の女

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