デジタル大辞泉
「純音」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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じゅん‐おん【純音】
- 〘 名詞 〙
- ① 音楽理論上もっとも単純明快な響きをもつ音。その波形はつねに正弦形を示す。純粋音。〔音楽字典(1909)〕
- ② 単一の振動数の音以外の振動数を含まない、完全な正弦波形の音。音叉や発振器などの音がそれに近い。単純音。単音。〔哲学字彙(1881)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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純音
じゅんおん
pure tone
1つの周波数の正弦波から成る純粋な音。音色には特徴がなく,音の高さは一定であり,単調な感じがする。完全な純音は理論上のものであるが,音叉をたたいたときの音などはこれに近い。いくつかの純音が混った音を複合音という。特に音楽的な響きをもつ複合音は楽音という。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の純音の言及
【音】より
…いくつかの例を図4に示す。図のaは正弦音波または純音と呼ばれる音の波形で,一つの振動数で構成されている。実際の音には厳密な意味での純音はほとんどなく,b以下のような複雑な波形をもつのがふつうである。…
※「純音」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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