素囃子(読み)スバヤシ

精選版 日本国語大辞典 「素囃子」の意味・読み・例文・類語

しら‐ばやし【素囃子】

  1. 〘 名詞 〙 能の囃子一つ。普通の囃子より調子の早いもので「翁」「杜若(かきつばた)」「三輪」などはこれで演じられる。また、その囃子に合わせた舞のことにもいう。
    1. [初出の実例]「しらはやしといふは三輪にあり」(出典:貞徳翁乃記(1605))

す‐ばやし【素囃子】

  1. 〘 名詞 〙 能を略式で演奏する場合、舞事(まいごと)部分だけを、謡(うたい)なしで囃子方だけで演奏すること。また、そのもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の素囃子の言及

【能】より

…その部分にワキ,ツレなどの謡があるときは,地謡の1人が代わって謡う。(6)素囃子(すばやし) 囃子方だけで囃子事を奏する。(7)素謡(すうたい) 座したまま,囃子なしに全曲を謡う。…

※「素囃子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む