細川風谷(読み)ホソカワ フウコク

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「細川風谷」の解説

細川 風谷
ホソカワ フウコク


職業
講談師

本名
細川 源太郎

生年月日
慶応3年

出生地
土佐国高知城下(高知県 高知市)

経歴
明治2年父と共に上京杉浦重剛の称好塾に学ぶ。18年渡米してサンフランシスコの太平洋商業学校で学び、23年帰国。硯友社社友となり、尾崎紅葉のすすめで号を風谷とした。29年日本郵船入社外国航路船に勤務し、34年事務長、37年病院船弘済丸事務長、38年備後丸事務長を歴任し、41年退社。以後講談作家、講釈師として活躍した。著書に「病院船弘済丸見聞録」。

没年月日
大正8年 8月18日 (1919年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「細川風谷」の解説

細川 風谷
ホソカワ フウコク

明治・大正期の講談師



生年
慶応3年(1867年)

没年
大正8(1919)年8月18日

出生地
土佐国高知城下(高知市)

本名
細川 源太郎

経歴
明治2年父と共に上京、杉浦重剛の稱好塾に学ぶ。18年渡米してサンフランシスコの太平洋商業学校で学び、23年帰国。硯友社社友となり、尾崎紅葉のすすめで号を風谷とした。29年日本郵船に入社。外国航路船に勤務し、34年事務長、37年病院船弘済丸事務長、38年備後丸事務長を歴任し、41年退社。以後講談作家、講釈師として活躍した。著書に「病院船弘済丸見聞録」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「細川風谷」の解説

細川風谷 ほそかわ-ふうこく

1867-1919 明治-大正時代の講談師。
慶応3年11月7日生まれ。明治18年渡米し,帰国後硯友社(けんゆうしゃ)同人となる。日本郵船で外国航路の事務長をつとめたが,のち講談界にはいり,講談新声会をつくった。大正8年10月20日死去。53歳。土佐(高知県)出身本名は源太郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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