細腕(読み)ホソウデ

デジタル大辞泉 「細腕」の意味・読み・例文・類語

ほそ‐うで【細腕】

細く弱々しい腕。
かよわい力。弱い生活力。「女の細腕一家を養う」
[類語]かいなやせ腕右腕片腕利き腕二の腕

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「細腕」の意味・読み・例文・類語

ほそ‐うで【細腕】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 細い腕。かぼそい腕。やせて細く力のない腕。
    1. [初出の実例]「ほそ腕(ウデ)後に用捨もなくぐっぐっと、締むるも弱き若楓下枝にしっかと縛付」(出典浄瑠璃井筒業平河内通(1720)三)
  3. 力の乏しいこと。かよわい力。また、能力があまりないこと。微力
    1. [初出の実例]「細腕を扼りつつ学校の窓から社会を望むで居た」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三)

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