細腕(読み)ホソウデ

精選版 日本国語大辞典 「細腕」の意味・読み・例文・類語

ほそ‐うで【細腕】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 細い腕。かぼそい腕。やせて細く力のない腕。
    1. [初出の実例]「ほそ腕(ウデ)後に用捨もなくぐっぐっと、締むるも弱き若楓下枝にしっかと縛付」(出典浄瑠璃井筒業平河内通(1720)三)
  3. 力の乏しいこと。かよわい力。また、能力があまりないこと。微力
    1. [初出の実例]「細腕を扼りつつ学校の窓から社会を望むで居た」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む