細説(読み)サイセツ

デジタル大辞泉 「細説」の意味・読み・例文・類語

さい‐せつ【細説】

[名](スル)
細かな点まで説明すること。また、その説明。詳説。「用法細説する」→概説
取るに足りない話。つまらないうわさ

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精選版 日本国語大辞典 「細説」の意味・読み・例文・類語

さい‐せつ【細説】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) くわしく説き明かすこと。詳説。〔運歩色葉(1548)〕
    1. [初出の実例]「某氏の説を承けて之を細説(サイセツ)せしものといふべし」(出典小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上)
    2. [その他の文献]〔蘇軾‐和銭安道寄恵建茶詩〕
  3. つまらない人々の風説小人讒言(ざんげん)。とるにたりないうわさ。
    1. [初出の実例]「而諸郎聴細説、遽欲我」(出典:日本外史(1827)一五)
    2. [その他の文献]〔史記‐項羽本紀〕

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普及版 字通 「細説」の読み・字形・画数・意味

【細説】さいせつ

つまらぬ語。〔史記、項羽紀〕沛~勞して功高きこと此(かく)の如し。未だ封侯の賞らず。而るに細に聽きて、功の人を誅せんと欲す。此れ秦の續なるのみ。

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