終戦連絡事務局(読み)しゅうせんれんらくじむきょく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「終戦連絡事務局」の意味・わかりやすい解説

終戦連絡事務局
しゅうせんれんらくじむきょく

1945年8月 25日連合国軍隊の日本占領進駐に伴い,外務省外局として設けられ,連合国側との連絡,情報の提供,物資の調達などの事務処理にあたった。中央事務局のもとに,連合国軍進駐があった地方に連合国軍地方司令部と連絡事務にあたる地方事務局をもっていた。 48年,中央事務局は総理府外局の連絡調整事務局となったが,49年再度外務省に移管し,連絡調整事務局となり,52年対日講和条約発効とともに廃止された。

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「終戦連絡事務局」の解説

終戦連絡事務局
しゅうせんれんらくじむきょく

第2次大戦直後に占領軍と日本政府との連絡業務にあたった外務省の外局。占領軍の要求により1945年(昭和20)8月26日設置。中央事務局のほか進駐地に地方事務局がおかれた。時代が下るにつれて関係省庁がそれぞれ占領軍と連絡をとるようになり,重要度は低下した。48年2月1日総理庁外局の連絡調整事務局,49年6月1日外務省連絡局と変遷し,講和条約発効の52年4月最終的に業務は廃止された。

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