結合半径(読み)けつごうはんけい(その他表記)bond radius

改訂新版 世界大百科事典 「結合半径」の意味・わかりやすい解説

結合半径 (けつごうはんけい)
bond radius

化学結合イオン結合共有結合金属結合など)の結合間隔を,結ばれている二つの原子またはイオンに割り振った数値で,類似の化学結合では加成性が成立するように決められている。結合の種類に応じてイオン半径共有結合半径金属結合半径のように区別する。あとの二つとファン・デル・ワールス半径とをまとめて原子半径atomic radiusまたは元素半径と呼び,イオン半径と対置する。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 木下

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む