結合半径(読み)けつごうはんけい(英語表記)bond radius

改訂新版 世界大百科事典 「結合半径」の意味・わかりやすい解説

結合半径 (けつごうはんけい)
bond radius

化学結合イオン結合共有結合金属結合など)の結合間隔を,結ばれている二つの原子またはイオンに割り振った数値で,類似の化学結合では加成性が成立するように決められている。結合の種類に応じてイオン半径共有結合半径金属結合半径のように区別する。あとの二つとファン・デル・ワールス半径とをまとめて原子半径atomic radiusまたは元素半径と呼び,イオン半径と対置する。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android