結審(読み)ケッシン

デジタル大辞泉 「結審」の意味・読み・例文・類語

けっ‐しん【結審】

[名](スル)一つ裁判におけるすべての審理を終了すること。

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精選版 日本国語大辞典 「結審」の意味・読み・例文・類語

けっ‐しん【結審】

  1. 〘 名詞 〙 審理を打ち切ること。訴訟の取調べを終えること。口頭弁論終結
    1. [初出の実例]「例の遺産分配事件も、此の歳暮(くれ)に決審と為ようじゃないか」(出典良人自白(1904‐06)〈木下尚江〉前)

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普及版 字通 「結審」の読み・字形・画数・意味

【結審】けつしん

審理終結。

字通「結」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の結審の言及

【公判】より

…この点から,途中で裁判官が交替した場合などには,必要に応じて従前の審理のやり直し(一般に簡略な方法をとっている)が必要とされる(公判手続の更新)。(4)弁論が終わると結審になり,判決の言渡しへと進む。いったん結審しても,新証拠が発見されたりすると,審理が再開されることもある。…

※「結審」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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