続松(読み)ツイマツ

大辞林 第三版の解説

ついまつ【続松】

〔「つぎまつ(継松)」の転〕
たいまつ。 「その杯の皿に、-の炭して、歌の末をかきつぐ/伊勢 69
〔斎宮の詠んだ上の句に業平が続松の炭で下の句をつけたという「伊勢物語」の故事から〕 歌ガルタ・歌貝の、和歌の上の句と下の句を合わせる遊び。 「 - ・十種香・花結びの遊びが女中の手ずさみ相応/歌舞伎・名歌徳」

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動植物名よみかた辞典 普及版の解説

続松 (ツギマツ)

植物。トクサ科の多年草,園芸植物,薬用植物。スギナの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

つい‐まつ【続松】

〘名〙 (「つぎまつ(継松)」の変化した語)
松明(たいまつ)のこと。
※伊勢物語(10C前)六九「その杯の皿に、ついまつの炭して歌の末をかきつぐ」
② (斎宮が杯に歌の上(かみ)の句を書いて出したのに対して、在原業平が、続松(ついまつ)の炭を用いて下の句を続けて書いたという「伊勢物語」の故事から) 歌ガルタ、歌貝などの、和歌の上の句と下の句とをとり合わせる遊戯。特に歌ガルタの場合が多い。続松草(ついまつぐさ)
※評判記・色道大鏡(1678)七「続松(ツイマツ)うたがるたの事也」
※浄瑠璃・本朝二十四孝(1766)一「お慰みに琴の組でも続松(ツイマツ)でも始め」

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