出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
…松を灯火に用いるには,〈ひで〉(根の脂の多い部分)をこまかく割って台の上で燃やすことが,近年まで日本の山村や中国の一部で行われており,松脂をこねて棒にした〈松脂ろうそく〉も用いられていた。平安時代の物語などにみえる〈ついまつ(続松)〉はこの松脂ろうそくのことと思われ,〈たいまつ〉は主として屋外用に,〈ついまつ〉は屋内用に併用されていたようである。中国では古くたいまつの材料には葦が使われることが多かったようで,《正字通》に〈滇人(てんじん)(滇は雲南省)松心をもって炬(きよ)となし,号して松明という〉とあり,《燕間録》に〈深山老松の心,油あること蠟(ろう)のごとし。…
…これら歌がるたの中で,《小倉百人一首》だけが普及して今日まで残り,広く愛好されている。なお,江戸時代に歌がるたのことを一部で歌貝,続松(ついまつ)などと呼んだこともあるが,これは,賭博(とばく)かるたと同一視されるのをきらったためで,定着せずに終わったようである。続松とは松明(たいまつ)のことで,《伊勢物語》の中の,女がよせた歌の上の句に,男が答えて,続松の炭で下の句を書き加えた故事によるものとされている。…
※「続松」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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