デジタル大辞泉 「続松」の意味・読み・例文・類語 つい‐まつ【▽続松】 《「つぎまつ」の音変化》1 たいまつ。「その杯の皿に、―の炭して、歌の末を書きつぐ」〈伊勢・六九〉2 《斎宮の上の句に在原業平がたいまつの炭で下の句を書きつけたという伊勢物語の故事から》和歌の上の句と下の句を取り合わせる遊び。歌ガルタや歌貝など。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「続松」の意味・読み・例文・類語 つい‐まつ【続松】 〘名〙 (「つぎまつ(継松)」の変化した語)① 松明(たいまつ)のこと。※伊勢物語(10C前)六九「その杯の皿に、ついまつの炭して歌の末をかきつぐ」② (斎宮が杯に歌の上(かみ)の句を書いて出したのに対して、在原業平が、続松(ついまつ)の炭を用いて下の句を続けて書いたという「伊勢物語」の故事から) 歌ガルタ、歌貝などの、和歌の上の句と下の句とをとり合わせる遊戯。特に歌ガルタの場合が多い。続松草(ついまつぐさ)。※評判記・色道大鏡(1678)七「続松(ツイマツ)うたがるたの事也」※浄瑠璃・本朝二十四孝(1766)一「お慰みに琴の組でも続松(ツイマツ)でも始め」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
動植物名よみかた辞典 普及版 「続松」の解説 続松 (ツギマツ) 植物。トクサ科の多年草,園芸植物,薬用植物。スギナの別称 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報