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緊那羅 きんなら

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

緊那羅
きんなら

サンスクリット語 Kiṃnaraの音写。元来はインド神話上の半神。『マハーバーラタ』『ラーマーヤナ』のインドの二大叙事詩に多く現れ,類似の Kiṃpuruṣa (この語はベーダ文献にすでにみえる) とともに出るが,両者の関係は明確ではない。美しい声で歌をうたい,また馬の頭をしているともいわれる。仏教に取入れられ,羽をもった歌神とみなされている。仏陀の教えを守護する8種の神格 (→八部衆 ) のなかに含められている。

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デジタル大辞泉の解説

きんなら【緊那羅】

《〈梵〉Kiṃnaraの音写》人に似て人でない歌神。インド神話の神で、仏教では八部衆の一。帝釈天(たいしゃくてん)に仕える。馬首人身や人首鳥身などがあり、楽器を奏する姿や歌舞する姿に表される。

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大辞林 第三版の解説

きんなら【緊那羅】

〘仏〙 仏教を守護する八部衆の一。音楽・舞踊の神。緊那羅王。

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世界大百科事典内の緊那羅の言及

【八部衆】より

…人間の肢体に鳥の頭,翼,爪をもったガルダの図が中国のベゼクリク石窟にある。(7)緊那羅(キンナラkiṃnara) 歌舞神で,半人半鳥または半人半馬の姿で表される。これが半人半獣(鳥)の神と表されるのは,キンナラが〈人か否か〉を意味するからである。…

※「緊那羅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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