緑肥作物(読み)リョクヒサクモツ

デジタル大辞泉 「緑肥作物」の意味・読み・例文・類語

りょくひ‐さくもつ【緑肥作物】

緑肥として用いるために栽培する作物

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精選版 日本国語大辞典 「緑肥作物」の意味・読み・例文・類語

りょくひ‐さくもつ【緑肥作物】

  1. 〘 名詞 〙 緑肥として用いるために栽培する植物レンゲ・ウマゴヤシ・クローバー・ゴマなど。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「緑肥作物」の意味・わかりやすい解説

緑肥作物
りょくひさくもつ

緑肥にするために栽培する作物。生育が容易で,肥料成分の含有量が高いこと,葉や茎が柔らかく分解しやすいことなどの条件をそなえたものが適当である。マメ科のれんげ草,青刈り大豆,うまごやし,ルーピン,ベッチなどのほか,油菜,そば,青刈りとうもろこし,えん麦,ライ麦などがある。

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農林水産関係用語集 「緑肥作物」の解説

緑肥作物

植物体を腐らせずに、そのまま土壌中にすき込んで分解させ、直接または間接的に作物に養分を供給することを目的に作付ける作物。北海道では、えん麦、アブラナ科のキカラシ、ひまわり、青刈りとうもろこし等が緑肥作物として作付けされている。

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世界大百科事典(旧版)内の緑肥作物の言及

【作物】より

…一方,園芸作物は,集約的な栽培管理を必要とし,鮮度が重視され商品価値の高い作物である。 農作物は,さらに利用目的により,食用作物,工芸作物,飼料および緑肥作物に区分される。食用作物とは,穀類やマメ類など,いわゆる穀物といも類をさし,主食,あるいはその代用食として人間のエネルギー源となる食糧を生産する作物である(〈食用植物〉の項目を参照)。…

※「緑肥作物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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