縄尺(読み)ジョウシャク

精選版 日本国語大辞典 「縄尺」の意味・読み・例文・類語

じょう‐しゃく【縄尺】

  1. 〘 名詞 〙 ( すみなわと、ものさしの意から ) 物事をはかる標準。規則縄矩(じょうく)
    1. [初出の実例]「右にはきくのぢゃうじゃくを以て、天下をただしうをこなわれたぞ」(出典:玉塵抄(1563)八)
    2. [その他の文献]〔金史‐文芸伝下・元好問〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「縄尺」の読み・字形・画数・意味

【縄尺】じようせき

墨縄と、ものさし。法度。〔金史、文芸下、元好問伝〕を爲(つく)るに繩尺りて、衆體を備ふ。其の詩、奇崛(きくつ)にして雕(てうけい)をち、巧縟(こうじよく)にして綺麗を謝す。

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