20世紀日本人名事典 「縄田林蔵」の解説 縄田 林蔵ナワタ リンゾウ 大正・昭和期の詩人 生年明治33(1900)年2月21日 没年昭和57(1982)年10月5日 出生地兵庫県神戸市 学歴〔年〕高小卒 経歴高小卒卒後の大正5年上京。印刷所などで働きながら詩作を行い、昭和2年処女詩集「けがれた王座」を自費出版、日本最初の売娼詩集といわれた。19年茨城県の守谷町に疎開、そこで農業と詩作の生活を続け、“農民詩人”と呼ばれた。他の詩集に「天皇と麦踏」「迎春」「緑の法律」、「縄田林蔵詩集三部作」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「縄田林蔵」の解説 縄田林蔵 なわた-りんぞう 1900-1982 大正-昭和時代の詩人,農民運動家。明治33年2月21日生まれ。大正5年上京し,はたらきながら詩作にはげむ。井上康文らの民衆詩派にくわわり,昭和2年「けがれた王座」を出版。農業と農民運動に従事しながら作品を発表,農民詩人とよばれた。「縄田林蔵詩集三部集」がある。昭和57年10月5日死去。82歳。兵庫県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by