縫の司(読み)ぬいのつかさ

精選版 日本国語大辞典 「縫の司」の意味・読み・例文・類語

ぬい【縫】 の 司(つかさ)

  1. 令制裁縫のことをつかさどる官司
  2. ( 縫司 ) 後宮十二司一つ衣服の裁縫・組紐を編むことをつかさどり、女功および命婦出仕朝参のことを管理する役所職員に尚縫(ぬいのかみ)一人、典縫(ぬいのすけ)二人、掌縫(ぬいのじょう)四人を置く。ぬい。〔令義解(718)〕
  3. ( 縫殿寮 ) =ぬいどの(縫殿)の寮(つかさ)
  4. ( 縫部司 ) =ぬいべ(縫部)の司(つかさ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android