日本歴史地名大系 「織幡村」の解説
織幡村
おりはたむら
〔古代・中世〕
嘉承―長承(一一〇六―三五)のものとみられる香取社大禰宜大中臣真平譲状(香取文書、以下同文書は省略)に先祖の豊郷以来一〇代相伝の私領として「葛原牧内以南織幡村壱所」とある。同譲状によれば四至は東が
鎌倉時代前期までの織幡・小野両村に対する大禰宜と大宮司の知行権をめぐる争いは、大宮司職領と大禰宜職領の固定化をめぐるものであった。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報