義天玄詔(読み)ぎてん げんしょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「義天玄詔」の解説

義天玄詔 ぎてん-げんしょう

1393-1462 室町時代の僧。
明徳4年生まれ。臨済(りんざい)宗。土佐(高知県)の人。尾張(おわり)瑞泉寺の日峰宗舜の法をつぐ。土佐瑞巌寺,京都妙心寺などの住持をへて,享徳2年大徳寺39世。細川勝元の帰依(きえ)をうけ,京都竜安寺,丹波竜興寺をひらいた。寛正(かんしょう)3年3月18日死去。70歳。俗姓蘇我諡号(しごう)は大慈慧光禅師。法名は明詔,玄承とも。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android