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義雲 ぎうん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

義雲 ぎうん

1253-1333 鎌倉時代の僧。
建長5年12月生まれ。京都の人。公卿(くぎょう)の出といわれる。天台,華厳(けごん)をまなぶが曹洞(そうとう)に転じ,越前(えちぜん)(福井県)宝慶(ほうきょう)寺の寂円の法をつぐ。正和(しょうわ)3年越前永平寺5世。伽藍(がらん)の復興や学問興隆をはかり,永平寺中興の祖と称された。正慶(しょうきょう)2=元弘(げんこう)3年10月12日死去。81歳。著作に「義雲和尚語録」。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

義雲

没年:正慶2/元弘3.10.12(1333.11.19)
生年:建長5.12(1253)
鎌倉後期の曹洞宗の禅僧。越前(福井県)永平寺の5世。京都の人。出家して天台や華厳の教学を学んだが,24歳で禅宗に転じて越前大野の宝慶寺寂円 に参じた。曹洞宗旨を究めて永仁3(1295)年に法を嗣ぎ,正安1(1299)年には寂円の死去で宝慶寺の住職となり,伊自良氏の帰依で叢林の充実に努めた。正和3(1314)年に波多野通貞に招かれ義演の後席を継いで永平寺第5世に就任,荒廃していた伽藍や規矩を復興して中興と称せられた。『正法眼蔵』(60巻本)に頌を付して『正法眼蔵品目頌』を著し,また『義雲和尚語録』も存する。<参考文献>永平寺傘松会編『義雲禅師研究』

(佐藤秀孝)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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