羽觴(読み)ウショウ

デジタル大辞泉 「羽觴」の意味・読み・例文・類語

う‐しょう〔‐シヤウ〕【羽×觴】

もとすずめの形に作って頭部や翼などをつけた杯のこと。転じて、杯。酒杯

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精選版 日本国語大辞典 「羽觴」の意味・読み・例文・類語

う‐しょう‥シャウ【羽觴】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「觴」はさかずきの意。「羽觴」はもと、雀の形に作って、頭、尾、羽翼を備えた酒杯、また、はやく飲めというしるしに羽をはさんだ酒杯のことともいわれる ) さかずき。酒杯。羽爵(うしゃく)羽杯
    1. [初出の実例]「惜春何到曲江頭、遙憶羽觴浪上浮」(出典:菅家文草(900頃)六・三月三日、侍朱雀院柏梁殿、惜残春)
    2. [その他の文献]〔楚辞‐招魂〕

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普及版 字通 「羽觴」の読み・字形・画数・意味

【羽觴】うしよう(しやう)

酒杯。左右に羽形がある。唐・李白春夜~桃李園に宴するの序〕瓊(けいえん)を開いて以てに坐し、觴を飛ばしてふ。

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