羽翼(読み)ウヨク

デジタル大辞泉 「羽翼」の意味・読み・例文・類語

う‐よく【羽翼】

はねつばさ。鳥のつばさ。
助けること。助けとなること。また、その人。補佐。「帝王羽翼となる」「羽翼の臣」
植物などの一器官の左右につばさ状に広がっているもの。

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精選版 日本国語大辞典 「羽翼」の意味・読み・例文・類語

う‐よく【羽翼】

  1. 〘 名詞 〙
  2. はねとつばさ。鳥のつばさ。あるものがふるう力などのたとえにも用いられる。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「自治党が益々其羽翼を振ふことを得るの天地は」(出典:政党評判記(1890)〈利光鶴松〉七)
    2. [その他の文献]〔礼記‐楽記〕
  3. ( ━する ) 天子などをたすけること。また、その人。補佐。
    1. [初出の実例]「仲満改名曰押勝、仕至大師、爵入従一位、為帝羽翼、鎮撫天下」(出典家伝(760頃)下)

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普及版 字通 「羽翼」の読み・字形・画数・意味

【羽翼】うよく

鳥の羽。補佐。〔史記、留侯世家〕上(しやう)~戚夫人を召して~曰く、我之れを易(か)へんと欲するも、彼の四人之れを輔け、已にる。動かしし。

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