老功(読み)ロウコウ

デジタル大辞泉 「老功」の意味・読み・例文・類語

ろう‐こう〔ラウ‐〕【老功】

[名・形動]老人年功。また、経験を積んで物事に熟達していること。また、そのさま。
「―な山稼やまかせぎ人は避けて小屋を掛けなかった」〈柳田・山の人生

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「老功」の意味・読み・例文・類語

ろう‐こうラウ‥【老功】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 老人の年功。また、多くの経験や長年修練によって熟練していることや、そのさま。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「幼年正に老功(ラウコウ)の業なり」(出典地蔵菩薩霊験記(16C後)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「老功」の読み・字形・画数・意味

【老功】ろうこう

老練。

字通「老」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android