精選版 日本国語大辞典 「老衲」の意味・読み・例文・類語 ろう‐のうラウナフ【老衲】 〘 名詞 〙 ( 「衲」は僧侶の衣服 ) 年をとった僧侶。老僧。また、年をとった僧が自称としても用いる。[初出の実例]「或蘗山の一老衲云、今世話に云、御大儀など云がごとしと」(出典:随筆・秉燭譚(1729)四)[その他の文献]〔円悟仏果禅師語録‐一四〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「老衲」の読み・字形・画数・意味 【老衲】ろうのう(らうなふ) 老僧。清・黄遵憲〔石川鴻斎~来りて張副使に謁す。~〕詩 先生、昨(きのふ)策を杖(つ)いて至る 兩三の老衲、共に聯袂(れんべい)す 衣袖、將(は)た同じきこと毋からんや 只だ袈裟(けさ)と念珠とを少(か)くのみ字通「老」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報