耆儒(読み)キジュ

デジタル大辞泉 「耆儒」の意味・読み・例文・類語

き‐じゅ【×耆儒】

年とった儒者、また、学者

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「耆儒」の意味・読み・例文・類語

き‐じゅ【耆儒】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「耆」は老年の意 ) 年老いた儒者。高齢の学者。老儒宿儒
    1. [初出の実例]「耆儒一人〈是綱朝臣判〉通時朝臣雖耆儒、為伊豆守向任国」(出典中右記‐嘉承二年(1107)二月二七日)
    2. [その他の文献]〔揚雄‐劇秦美新〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「耆儒」の読み・字形・画数・意味

【耆儒】きじゆ

老儒。漢・揚雄〔劇秦美新〕是(ここ)を以て耆儒碩老、其の書をいて(のが)れ、禮官士、其の舌を卷きて談ぜず。

字通「耆」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android