宿儒(読み)しゅくじゅ

精選版 日本国語大辞典 「宿儒」の意味・読み・例文・類語

しゅく‐じゅ【宿儒】

〘名〙 経験を積んで、名望のある儒者年功のある学者宿学宿碩(しゅくせき)
家伝(760頃)下「公謂宿儒刀利康嗣曰」
翁問答(1650)上「その真実の道理をば、老師、宿儒(シュクジュ)知見抜群の人さへさとり得事稀なり」 〔漢書‐翟方進伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「宿儒」の読み・字形・画数・意味

【宿儒】しゆくじゆ

老儒碩学。〔後漢書、班固伝〕竊(ひそ)かに故(もと)の司掾桓梁を見るに、宿儒にして名あり、州里に冠にす。七十從心、行ひ(のり)を踰(こ)えず。蓋(けだ)しの光暉にして、當世の俊なり。

字通「宿」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android