耳蝉(読み)ミミズク

デジタル大辞泉 「耳蝉」の意味・読み・例文・類語

みみ‐ずく【耳×蝉】

ミミズク科の昆虫。体長18ミリくらいで、暗褐色赤褐色。胸部背面に耳状突起一対あり、前から見ると鳥のミミズクに似る。リンゴナラクヌギなどについて吸汁する。
半翅はんし目ミミズク科の昆虫の総称頭部は幅広く葉状オーストラリア・マレー地方に多く分布

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「耳蝉」の意味・読み・例文・類語

みみ‐ずく【耳蝉】

  1. 〘 名詞 〙
  2. カメムシ(半翅)目ミミズク科の昆虫の総称。体長九~一五ミリメートル。主にインド・オーストラリア区域に分布、日本には四種がいる。頭は幅広く、前方に突き出し扁平広葉樹の枝などで生活し、体を密着させてとまるので見つけにくい。
  3. カメムシ(半翅)目ミミズク科の昆虫。体長一四~一八ミリメートル。セミに似た小昆虫。前胸背部の後方両側に耳状の突起がある。体色は暗褐色から赤褐色で細汚点がある。本州以南、朝鮮、中国、台湾に分布。〔日本昆虫学(1898)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「耳蝉」の解説

耳蝉 (ミミズク)

学名Ledra auditura
動物。ミミズク科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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