世界遺産詳解 の解説 せいしょじだいのいきゅうぐんメギッド、ハツォール、ベエルシェバ【聖書時代の遺丘群-メギッド、ハツォール、ベエル-シェバ】 2005年に登録された世界遺産(文化遺産)で、イスラエルのメギッド、ハツォール、ベエル・シェバにある聖書ゆかりの遺跡の丘(テル)。メギッドのテルはイスラエル北部のエズレル地方にあり、イスラエルに約200も残るテルのなかでも最大級。新約聖書の黙示録には、最終戦争が行われる場所であるハルマゲドン(ヘブライ語で「メギッドの丘」)として記述されている。また、ハツォールのテルは、ガリラヤ湖の北にあり、青銅器時代からヘレニズム時代までの遺構が発掘されている。ベエル・シェバのテルはネゲブ砂漠の北にあり、3000年ほど前に農業用水などに利用した水道が残されている。人類の歴史上、重要な時代を例証することから、世界遺産に登録された。◇英名はBiblical Tels‐Megiddo, Hazor, Beer Sheba 出典 講談社世界遺産詳解について 情報