家庭医学館 「肥厚性瘢痕」の解説 ひこうせいはんこん【肥厚性瘢痕 Hypertrophic Scar】 [どんな病気か] 外傷が治るまでの間、皮膚の線維成分が一時的に増殖した状態です。傷にそって皮膚が隆起したり、しこりができますが、しばらくすると平らになります。 [治療] 傷のようすをしばらくみてから、手術が必要かどうかを皮膚科、あるいは形成外科の専門医が判断します。外傷時に異物が入り、傷が治りにくい場合は、異物を含めてしこりを切除します。また、けがをしたのが若い人で、瘢痕のため手足の運動などの機能に障害が生じたり、生じるおそれがある場合も手術します。 出典 小学館家庭医学館について 情報