胆勇(読み)タンユウ

精選版 日本国語大辞典 「胆勇」の意味・読み・例文・類語

たん‐ゆう【胆勇】

  1. 〘 名詞 〙 大胆で勇気のあること。また、物事に動じない勇気。
    1. [初出の実例]「その生平胆勇ありて、性行純実なる一斑を見るに足り」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉八)
    2. [その他の文献]〔南史‐曹景宗伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「胆勇」の読み・字形・画数・意味

【胆勇】たんゆう

胆力と勇気。〔明史、周遇吉伝〕等皆袴の子、豈に大に當るに足らんや。何ぞ無事の時に於て膽り、異日の用を爲さずして、徒(た)だ稟祿(りんろく)を費やすことを爲さんや。

字通「胆」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android