胆気(読み)タンキ

デジタル大辞泉 「胆気」の意味・読み・例文・類語

たん‐き【胆気】

どんなことをも恐れない気力度胸。きもったま。
「―と自由とをみずから誇っていた」〈倉田愛と認識との出発

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精選版 日本国語大辞典 「胆気」の意味・読み・例文・類語

たん‐き【胆気】

  1. 〘 名詞 〙 物事に驚いたり恐れたりしない気力。進んで物事を行なおうとする意気。きもったま。胆力
    1. [初出の実例]「龍牙山裡龍生龍。攫霧挐雲胆気雄」(出典:若木集(1377頃)龍牙智維那遊岳)
    2. 「女に稀なる胆気(タンキ)の烈しさ」(出典読本・双蝶記(1813)六)
    3. [その他の文献]〔杜甫‐寄贈王十将軍承俊詩〕

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普及版 字通 「胆気」の読み・字形・画数・意味

【胆気】たんき

大胆で気力があること。〔後漢書、光武帝紀上〕累捷(るいせふ)を經(へ)て、膽氣(ますます)壯(さか)んにして、一もて百に當らざる無し。

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