精選版 日本国語大辞典 「胸当」の意味・読み・例文・類語
むね‐あて【胸当】
〘名〙
※俳諧・西鶴大句数(1677)六「馬子は寝覚の里の朝をき 脇母子が胸あてといて新枕」
※明治浮世風呂(1887)〈浮世粋史〉一五「夫れは胸当(ムネアテ)で御座いますから御持帰りになっては困ります」
⑤ 推量すること。
※浮世草子・新色五巻書(1698)二「思ひの外胸(ムネ)あてのちがい」
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