脈釣(読み)みゃくづり

精選版 日本国語大辞典 「脈釣」の意味・読み・例文・類語

みゃく‐づり【脈釣】

  1. 〘 名詞 〙 釣り方の一つ。浮(うき)を使わないで、道糸目印に感じる魚信で釣るもの。竿・糸・手を通して脈搏のように魚信が伝わるところからいう。
    1. [初出の実例]「竿釣と脈釣(ミャクヅリ)とあり」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉下)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「脈釣」の意味・わかりやすい解説

脈釣り
みゃくづり

釣りの方法の一つで,浮きを使わない釣り方をいう。軽い (おもり) だけをつけた糸を,張った状態で下げて待ち,魚の食い (魚信,あたり) を感じたら釣り上げる。ハゼオイカワタナゴ釣り渓流釣りなどに用いられることが多い。

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