線形動物門双器綱腎虫目腎虫科に属する寄生虫。イタチ、イヌなどの哺乳(ほにゅう)類の腎臓あるいは腹腔(ふくこう)に寄生し、大形で、雄の体長14~45センチメートル、雌20~100センチメートル、生時は赤色である。まれにヒトにも寄生する。日本にも分布するが、とくにロシアや北アメリカに多い。
宿主の尿とともに排出された卵は、中間宿主のオヨギミミズ類など(淡水産貧毛類)に食べられ、その体内で感染力を備えた幼虫に発育する。固有宿主はこのようなオヨギミミズ類を摂取したカエルやナマズ(移動宿主)を食して感染することが多い。イタチやイヌに成虫が寄生しても、ほとんど症状を示さないこともあるが、寄生部位が破壊されて出血性あるいは化膿(かのう)性腎炎をおこすこともある。なお、ブタやイノシシの腎臓に寄生するブタ腎虫Stephanurus dentatusは、円虫目に属する別の線虫である。
[町田昌昭]
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
1/28 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
1/16 デジタル大辞泉プラスを更新
1/16 デジタル大辞泉を更新
12/10 小学館の図鑑NEO[新版]魚を追加
10/17 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典を更新