腰椎麻酔(読み)ヨウツイマスイ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「腰椎麻酔」の意味・読み・例文・類語

ようつい‐ますいエウツイ‥【腰椎麻酔】

  1. 〘 名詞 〙 腹部や脚の手術の際に行なう麻酔法で、腰椎部から針で穿刺し、脊髄腔内に麻酔剤を注入する方法。

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百科事典マイペディア 「腰椎麻酔」の意味・わかりやすい解説

腰椎麻酔【ようついますい】

脊椎麻酔ともいう。背部から腰椎の棘(きょく)突起間を通してクモ膜下腔内に注射針を入れ,ヌペルカイン,キシロカインなどの局所麻酔剤を注入しその付近を走る脊髄神経根を麻痺(まひ)させる麻酔法。おもに下半身の麻酔を目的として用いられる。

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改訂新版 世界大百科事典 「腰椎麻酔」の意味・わかりやすい解説

腰椎麻酔 (ようついますい)

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世界大百科事典(旧版)内の腰椎麻酔の言及

【脊椎麻酔】より

…脊椎のくも膜下腔に注射針を穿刺(せんし)して麻酔薬を注入し,脊髄神経の前根と後根を麻痺させることにより麻酔が得られる。腰椎に穿刺することが多いので,腰椎麻酔lumbar anesthesiaとよばれることがある。通常は,正中線上で腰椎の椎間腔で穿刺する。…

※「腰椎麻酔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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