カンピロバクター

デジタル大辞泉 「カンピロバクター」の意味・読み・例文・類語

カンピロバクター(〈ラテン〉Campylobacter)

グラム陰性菌の一。湾曲した桿菌かんきんペット家畜下痢原因となり、人は経口感染により食中毒を起こす。

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共同通信ニュース用語解説 「カンピロバクター」の解説

カンピロバクター

食中毒菌の一種。牛など家畜の流産腸炎原因菌で、汚染された食品や飲料摂取、動物との接触で人に感染する。主な症状は下痢、腹痛発熱嘔吐おうとなど。厚生労働省によると、患者の多くは発症から1週間程度で回復し、死亡したり重篤な病状に陥ったりするケースはまれだが、子どもや高齢者のほか、抵抗力が弱まった人が感染すると重篤化する可能性が高いとされる。

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精選版 日本国語大辞典 「カンピロバクター」の意味・読み・例文・類語

カンピロバクター

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] campylobacter ) 鶏や牛の腸にすむ細菌で、食中毒の病原菌一つ潜伏期間二日から一週間食肉を十分加熱することにより予防できる。

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栄養・生化学辞典 「カンピロバクター」の解説

カンピロバクター

 カンピロバクター属ともいう.ラセン科に属するグラム陰性桿菌.伝染病の原因菌.

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