臍下(読み)セイカ

デジタル大辞泉 「臍下」の意味・読み・例文・類語

せい‐か【×臍下】

へその下。下腹。

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精選版 日本国語大辞典 「臍下」の意味・読み・例文・類語

せい‐か【臍下】

  1. 〘 名詞 〙 へそのした。下腹。さいか。
    1. [初出の実例]「刻木作神。相対安置。〈略〉或所又作女形。対丈夫而立之。臍下腰底刻絵陰陽」(出典扶桑略記(12C初)天慶二年)

さい‐か【臍下】

  1. 〘 名詞 〙 へその下。下腹。せいか。
    1. [初出の実例]「能々臍下(サイカ)で了簡して見さしゃませ」(出典:洒落本・禁現大福帳(1755)五)

へそ‐の‐した【臍下】

  1. 〘 名詞 〙 下腹。また、男女陰部。せいか。
    1. [初出の実例]「こひのやまひぞおへものとなる おもひくさへその下より根をさして」(出典:俳諧・竹馬狂吟集(1499)九)

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普及版 字通 「臍下」の読み・字形・画数・意味

【臍下】せいか

へその下。丹田のあるところ。〔雲七籤、十一、上清黄庭内景経、脾長章、注〕王經に云ふ、下丹田なるは、人命根本する、玉氣の元なり。臍下三寸に在り。

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