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臨界散乱 りんかいさんらんcritical scattering

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

臨界散乱
りんかいさんらん
critical scattering

臨界点にある液体や二相分離などの相転移における溶液のように臨界状態にあるものに,光やX線などを入射させると異常に大きい散乱が起る。これを臨界散乱という。臨界状態では密度,濃度などが空間的には大きなゆらぎを起しているからである。気体や溶液で古くから知られている乳光はこの例である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内の臨界散乱の言及

【臨界現象】より

…例えば気相‐液相の臨界点では,密度が不安定になって密度の大きなゆらぎが現れ,その結果,光の散乱が異常に大きくなる。これは臨界散乱と呼ばれている。4Heの液体である液体ヘリウム4が超流動状態になるときには,エネルギー密度に大きなゆらぎが現れ,比熱が対数的に発散することが実験的に知られている。…

※「臨界散乱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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