自治体の積立金

共同通信ニュース用語解説 「自治体の積立金」の解説

自治体の積立金

地方自治法に基づき、自治体一定の目的で基金として積み立てるお金。基金の設置には条例制定が必要で、積み立てた分を目的外に使うことはできない。自治体全体の残高は1992~93年度に20兆円を超えていたが、その後は減少。2005年度に12兆9731億円まで減った後は増加傾向に転じた。5月に開かれた政府経済財政諮問会議では、民間議員から「新たな埋蔵金と言われかねない」との声も出る一方全国知事会は「地方財政余裕があるかのような議論は断じて容認できない」との意見をまとめている。

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