自由教育運動(読み)じゆうきょういくうんどう

山川 日本史小辞典 改訂新版 「自由教育運動」の解説

自由教育運動
じゆうきょういくうんどう

大正後期~昭和初期の自由主義的な教育をめざす運動。第1次大戦中から戦後にかけてデモクラシー風潮を反映して,生徒自主性を尊重し個性創造性をのばす教育が民間中心に活発になった。沢柳政太郎成城小学校(1917),羽仁もと子の自由学園(1921)などの創設がそのあらわれである。1930年代に国家的な教育統制が強化され,しだいに衰退した。

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旺文社日本史事典 三訂版 「自由教育運動」の解説

自由教育運動
じゆうきょういくうんどう

大正期,教育界に広がった教育実践
文部省の教師中心主義の教育を批判し,子供の個性尊重,生活教育,自学主義を主張。沢柳政太郎の成城小学校,小原国芳玉川学園,羽仁もと子の自由学園などが創立された。

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