自由米(読み)じゆうまい

世界大百科事典 第2版の解説

じゆうまい【自由米】

従来,の流通は国の直接管理のもとにあり,生産者は生産した米のうち自家消費分,非営利的譲渡分を除いた残りの米はいっさい国に売らねばならず,また米の流通は指定ないし許可を受けた業者にのみ許されてきた。しかし実際には正規なもの以外に流通するやみ米があり,この不正規流通米を自由米といっていた。自由米は米の統制が厳しかった米不足時代には,農家は供出米より高く売れるし,消費者は不足を補うことができるという意味をもっていた。

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世界大百科事典内の自由米の言及

【仲間取引】より

…家電製品などブランド・イメージの強い商品の場合,取引メーカー以外の製品が欲しいという注文が入って,そのブランドがなければ,自分の手持ちブランド商品と交換する形で注文ブランドを他の問屋から仕入れるという例である。仲間取引を発生要因別に,(1)荷の融通機能を主とするもの,(2)ブランド交換機能を求めるものに分けると,(1)では鋼材,非鉄金属,石油製品,綿糸,毛糸,豆類などが代表例であり,(2)ではテレビ,ステレオなど家電製品,自由米などが代表的な商品となる。(1)の商品群は,(a)品質が比較的均一,(b)腐りにくく在庫しやすい,(c)需要家層が厚く広い,(d)生産と消費の間の取引段階が多い,といった特徴がある。…

※「自由米」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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