航海灯(読み)こうかいとう(英語表記)navigation lights; navigation lamps

精選版 日本国語大辞典 「航海灯」の意味・読み・例文・類語

こうかい‐とう カウカイ‥【航海灯】

〘名〙 航海する船舶に備えつけの灯火。マスト灯、舷灯船尾灯が含まれる。
※旅‐昭和九年(1934)一一月号・南国瀬戸の小島〈勝俣蕭子〉「赤と緑の航海燈(カウカイトウ)に上り下りをしめして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「航海灯」の意味・読み・例文・類語

こうかい‐とう〔カウカイ‐〕【航海灯】

船舶が夜間に航行するときに安全を守るために掲げる灯火。檣灯しょうとう舷灯げんとう・船尾灯などがある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「航海灯」の意味・わかりやすい解説

航海灯【こうかいとう】

夜間航行時の船が,海上衝突予防法規定により掲揚・表示する灯火。マスト灯,げん(舷)灯,船尾灯などがあり,船の存在および現状を他に表示する。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「航海灯」の意味・わかりやすい解説

航海灯
こうかいとう
navigation lights; navigation lamps

船舶の安全航行のために法定備品として装備が義務づけられている視覚信号の一つ。基本灯 (マスト灯,舷灯,船尾灯,白灯) と特殊灯 (紅灯両色灯,操舵目標灯,緑灯) がある。また船の大小によって甲種乙種の別がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android