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航空カメラ こうくうカメラ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

航空カメラ
こうくうカメラ

航空機に載せて測量用航空写真(→空中写真)を撮影する測量用航空カメラ aerial surveying cameraをさす。偵察や探検用の手持ちカメラも含める。測量用航空カメラの標準仕様では写真画面の大きさが 23cm×23cm,レンズの直径は 300mmのものもあり,間隔調整器によって写真フィルムの送りやシャッター作動はすべて飛行機の速度に対応した自動装置でできるとともに手動でも撮れるようになっている。使用するレンズによって,画角が 60°度前後の普通角カメラのほか,60°未満の狭角カメラ,90°程度の広角カメラ,120°の超広角カメラなどがある。レンズの解像力は 1mmの間に 120~200本ある細線を識別でき,像のゆがみも 0.02mm以下の高性能を有し,画面の周囲に内部定位を示す指標を備え,歪曲収差と内部定位が検定されているものである。カメラの機構は,航空機の振動が伝わらないように十分な防振機能をもった架台,マガジン,間隔調整器からなる。飛行機の進行による像のぶれを防ぐため,レンズ系の内部に組み込まれたレンズシャッターで,飛行機の床に架台を置いて,床には撮影用の穴をあけておく。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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