デジタル大辞泉
「航空灯台」の意味・読み・例文・類語
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こうくう‐とうだいカウクウ‥【航空灯台】
- 〘 名詞 〙 夜間または霧の中を飛行中の航空機に対し、針路もしくは地点および危険区域を容易に認識させるための地上の灯火。〔新語新知識(1934)〕
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航空灯台
こうくうとうだい
aeronautical ground light
夜間または昼間でも気象状態が悪いときに航空機の航行を援助するための灯台。次のような種類がある。 (1) 航空路灯台 airway beacon 航空路上の重要地点を示すために設置するもの。白,赤の閃光灯火を全方向に1分間に6回の割合で回転。晴天の暗夜で 65km,多少の霧でも 18km先から見える。 (2) 危険航空灯台 hazard beacon 航空障害地区を示すもの。危険地域を赤色灯で囲ってある。 (3) 地標航空灯台 landmark beacon 航空路上の付近で,航行中の目標となる地点を示す。白色閃光。 (4) 信号航空灯台 signalling aeronautical beacon 航空路上,または付近の特定地点を示すため,モールス符号を点滅させる。緑 (陸上) ,黄 (水上) のほか赤色を使用。
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航空灯台【こうくうとうだい】
航空路上の一地点あるいは危険を及ぼすおそれのある場所を示す灯火。赤白交互の閃光(せんこう)による航空路灯台や白の閃光(せんこう)灯による地標航空灯台,障害物の密集地に置かれる赤閃光の危険航空灯台がある。このほか空港位置を示すための白緑交互閃光の飛行場灯台があるが,これは分類上は飛行場灯火の一種である。
→関連項目航空灯火
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世界大百科事典(旧版)内の航空灯台の言及
【灯台】より
…日本の灯台は一般に光力が強いので,おおむね地理的光達距離による光達距離が海図に記載されている。 なお,航空機の安全航行のため山頂などに設置するものに航空灯台があるが,海上から見えるものについては船の航海目標として利用できるものもある。[航路標識]【沓名 景義】。…
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