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艀ける ハシケル

デジタル大辞泉の解説

はし・ける【×艀ける】

[動カ下一]《「はしけ(艀)」の動詞化》
艀で乗客や貨物を運ぶ。
「飛脚船を―・けて」〈魯文西洋道中膝栗毛
こっそり他へ移す。隠す。
「くぐり戸がなると、そりゃを合図に戸棚へ―・け、かんざしで前髪いぢりながら」〈滑・阿多福仮面〉
くすねる。ちょろまかす。
「ちっとばかり―・けたとって知れるものか」〈滑・続膝栗毛・八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

はしける【艀ける】

( 動下一 )
〔「艀はしけ」の動詞化〕
はしけに乗せて、貨物や旅客などを運ぶ。 「乗つてゐる旅人を陸おかへ-・けやす/滑稽本・稽古三味線」
少しずつ他へ移す。 「腹の雑物をすこし-・けたくなつてきた/滑稽本・続膝栗毛」
こっそりと盗む。くすねる。 「ちつとばかり-・けたとつてしれるものか/滑稽本・続膝栗毛」 「隣座敷の白鳥から茶屋の酒を-・けて湯吞であをつて/西洋道中膝栗毛 魯文

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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