良尊(1)(読み)りょうそん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「良尊(1)」の解説

良尊(1) りょうそん

1189-1246 鎌倉時代の僧。
文治(ぶんじ)5年生まれ。九条良経(よしつね)の子。天台宗。宇治平等院執印,近江(おうみ)(滋賀県)園城寺(おんじょうじ)長吏となり,大僧正にすすむ。のち熊野(くまの)三山・新熊野両検校(けんぎょう),法成寺執印となった。寛元4年3月12日死去。58歳。通称は三室戸僧正。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android