色価(読み)しきか(英語表記)value; valeur

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「色価」の解説

色価
しきか
value; valeur

絵画用語。画上におかれた色彩の相互関係において,ある色が他の色と比較された場合その色の視覚的な強さをいい,色価 (フランス語のままバルールとも呼ばれている) が高い低いというように表現される。色のもつ明度が色価と考えられ,同色のなかでも明るい色は暗い色よりも前方に浮いて見えるところから,色価の対比が遠近表現の基本的技法として利用された。しかし印象派以後は,色の明度ばかりでなく純度彩度も色価のうちに考えられるようになっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

精選版 日本国語大辞典「色価」の解説

しき‐か【色価】

〘名〙 (valeur の訳語) 同一画面にある二つ以上の色彩相互間に見られる色相、明度、彩度の差異によっておこる対比関係。バリュー

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉「色価」の解説

しき‐か【色価】

《〈フランス〉valeur》絵画の画面を構成する色相・明度・彩度の相関関係。バルール。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

国立国会図書館

国立国会図書館法に基づいて設置された図書館。1948年の設立当初は赤坂離宮を使用したが,1961年東京都千代田区永田町に新築移転した。国立図書館であり同時に国会図書館でもあるため国会の立法行為に関する...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android