色本(読み)イロホン

デジタル大辞泉 「色本」の意味・読み・例文・類語

いろ‐ほん【色本】

情交のようすを描いた本。春本しゅんぽん艶本えんぽん
色見本をとじたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「色本」の意味・読み・例文・類語

いろ‐ほん【色本】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 男女の情交、情事に関して書いた本。笑い本艷本(えんぽん)春本
    1. [初出の実例]「色本を見ては女房を折檻し」(出典:雑俳・雲鼓評万句合‐寛延二(1749))
  3. 布地の色を分類整理して、本のようにとじてある見本
    1. [初出の実例]「右近の次が赤染衛門…紺屋の色本(イロホン)見たやうだ」(出典落語・高野違ひ(1895)〈四代目橘家円喬〉)

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